アショカ財団とは
1981年、社会起業家の父、ビル・ドレイトン氏が創設。
社会企業支援非営利組織。 市民セクターのソーシャル・キャピタルを支援することを目的とし、現在63カ国、2,000以上の社会企業を会員(アショカ・フェロー)として支援。
主なアショカ・フェローに、グラミン銀行総裁ムハマド・ユヌス氏。
日本人ではマイクロファイナンス・インターナショナル・コーポレーションの枋迫篤昌氏。
アショカの名の由来は紀元前に慈悲深い統治で始めてインド統一を成し遂げたアショカ王から。
URL http://www.ashoka.org/
このアショカ財団の日本法人が2011年1月に待望のスタート。
その代表が槇加志波(まき・かしわ)氏です。
槇加志波(まき・かしわ)氏プロフィール
アショカ日本代表。1955年千葉県生まれ。東京育ち。慶應義塾大学経済学部卒業。シカゴ大学経営大学院修了。1978年に株式会社ブリヂストンに入社。米国現地法人にて社内子会社の立ち上げ、ビジネス・リエンジニアリング、サプライチェーンマネジメントの導入などに従事。2000年から株式会社図研(プリント基板の設計ソフトの会社)の米国・欧州現地法人の社長を務め、世界を飛び回って活躍。2003年に米国サンディエゴにてNACK U.S.A.,Inc.を創業、CEOに就任。健康食品・サプリメントの法人向け卸売業の傍ら、発達障害児に対する統合療育サービスを開始。医療・セラピー・勉強を統合したサポートを提供し、発達障害児を支援してきた。2010年、友人伝手に渡邊奈々氏を通じてアショカと出会い、創設者ビル・ドレイトン氏やアショカフェローらと語り合う中で日本における社会事業支援に取り組むことを決意。2010年10月、アショカ日本代表に就任。
昨晩、槇さんを囲む会を開催しました(場所はカドヤ恵比寿総本店)。
集まったのはフローレンス代表、『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』著者駒崎弘樹氏(12月に新刊『「社会を変える」お金の使い方』発売予定)、カタリバ代表、『「カタリバ」という授業――社会起業家と学生が生み出す “つながりづくり”の場としくみ』の今村久美氏、ポラリスプロジェクト・ジャパン代表、『ハーフ・ザ・スカイ――彼女たちが世界の希望に変わるまで』の藤原志帆子氏、ソーシャルカンパニー、『魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52』翻訳者、市川裕康氏、電通の根井麻未氏と弊社の面々。



日本を代表する社会起業家たちと槇さんの会話は熱く、意義深い意見交換が交わされていました。
来年スタートするアショカ日本、その活動に注目です。

これから資本主義はどう変わるのか――17人の賢人が語る新たな文明のビジョン
- 作者: ビル ゲイツ、ビル・ドレイトンほか
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/01/25
- メディア: 単行本

「カタリバ」という授業――社会起業家と学生が生み出す “つながりづくり”の場としくみ
- 作者: 上阪 徹
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)

魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52
- 作者: アラン・M・ウェバー
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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